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日韓、愛の幻想 |呉 善花
日韓、愛の幻想呉 善花
文藝春秋 刊
発売日 2006-02-28
価格:¥1,300(税込)
オススメ度:★★★★★
韓国理解のために 2006-04-23
「冬ソナ」であるとか、「韓流ブーム」であるとか、マスコミで宣伝されているが、ドラマ一つみたことはない。しかし、行きつけの理容店の女主人が「韓流ドラマ」に嵌っていて、少女のようにはにかみながら、その良さを語る。日本の女性、特に年配の女性にとって共感できる要素が大きいのであろう。本書はその心理の秘密を明かしてくれる。
著者の呉善花は日本文化に対する造詣が深い。いつも日韓の比較文化の見地からの洞察力に富んだ著作があり、愛読している。本書は日韓の「愛」についてが、テーマであるが、韓国では儒教の影響がいまだに大きい。父系血縁主義社会であり、結婚すれば男尊女卑が当然となる。
それにしても、著者の言葉のセンスには感心する。日本では「君に恋する」というが、韓国では「君を恋する」とはいうが、「君に恋する」とは言わないという。詳細は本書で。
近くて遠い国、韓国を理解する上での好著の一つである。
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